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「鹿児島にセカンドホームタウンを作ろうプロジェクト」について

鹿児島
セカンドホームタウン
プロジェクト


JOU と 松本充明が 2012年より立ち上げた
「鹿児島にセカンドホームタウンを作ろう」
という作家活動


イベントで育む
【ただいま】⇔【おかえり】


人と人がつながり、情報や場が共有されることが、私達の未来の可能性を開いてくれる。

「ただいま」と、いつでも帰って来れる場所。
「おかえり」と、いつでも迎えてくれる人がいる場所。
私達にとって「ホームタウン」とは、家族が住む場所であり、自分が幼少育った場所であり、自分が住む場所であります。そのなかで「人とのつながり」は、 思い出の場所や建物、家などを語る上で大前提になるものです。
家族というつながり。あるいは家族のように大切に思い合える人とのつながり。

私達にとって、
「ホームタウン」とは、一体なんなのでしょうか?
「家族」とは、一体なんなのでしょうか?




ひらく・つなぐのアート
つながるためにひらいている必要がある。つながった先にひらける別の世界がある。


 これまでにも、私達は型にはまらない自由なダンスや音楽という活動を通して、人やモノや場を国や文化や言葉の違いを越えて「つなぐ」枠にはまらないアート活動をして来ました。私達の創作活動は、劇場という枠を越えて、「人と人を出会わせた時に起こりうる化学反応をクリエイトする」という「現象創造活動」にまで及んでいます。それは、インターネット上では起こりえない、対面の出会いが生み出す実にダイナミックでミラクルな現象であり、町や人が時代を超えて元気になるエネルギーの元でもあるのです。
人や場をひらいて、つながった後に起こる現象、それが私達にとってのアートなのです。

【身体が変われば、世界が変わる】
 「身体性」を伴ったパフォーミング・アーツが世界にひらく可能性は、無限の未知数に包まれています。目の前で繰り広げられる時空間のアートを取り込んだ時、私達の世界は驚く程、変わることでしょう。

【作家としての直感】
 「生きる」ことは「動く」ことであり、人やモノがつながり合い循環し、創造的に動き続けることこそが、「生き生きとした生命社会」なのです。クリエイティブでポジティブなイベントを開催し、人と人が出会い、ひらき、つながる先には、21世紀型の新しい「生き方」へのシフトチェンジが待っている予感があります。それを作り出し試すのが、アートの社会での役割なのです。

【Act for JAPAN】
 震災後に「自分に何ができるだろう」と寄付をする方が増えたという話がありますが、皆さんそれぞれが「Act for JAPAN」を模索し、実行されておられるのだと思います。
「セカンドホームタウン」は、私達にとっての「 Act for JAPAN」であり、出会いの楽しさを味わいながら、劇場という枠を越えた私達のアートプロジェクトであり、日本が元気になるためにも住民の皆さんとライフワークで行なう壮大なクリエイションでもあるのです。


【鹿児島が世界のセカンドホームタウンになる】
 「セカンドホームタウン」プロジェクトで人々を呼び込もうとした時、私達は鹿児島を選びました。 主な理由は、美味しい食べ物を作った人と知り合い、つながれる、その可能性、全てにおいて「顔の見える暮らしができる」こと、「人々のもつエネルギーと地域の可能性」を直感的に感じたこと、そして、自分達が培って来た見えない財産を、父が育ち、祖母が暮らした大隅半島に還元したい、という3つです。そのためにも、人と人を「つなぐ」こと一つの主題としています。
 大隅半島、薩摩半島、鹿児島市内、鹿児島県内をアートでつなぎ、鹿児島と県外や海外をつなぐ先に、どのような世界がひらけるのか? その先には、世界中の人々から「セカンドホームタウン」として愛される鹿児島が あるのではないか、と思っています。


そして、そういうつながりが、鹿児島だけでなく、世界のあらゆるところで育まれ、つながり合っていけたら、私達の世界は変わるのではないか、、、とも思っています。

2012年 JOU



by osumiart | 2012-07-21 09:42 | セカンドホームタウンhometown
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