溝ノ口岩穴祭り
お祭りでは、朝、11時から、洞窟で、子供の奴踊りと刀踊り(棒踊りと刀踊りは隔年奉納)が奉納されます。 士気を鼓舞する姿が勇壮な棒踊り、刀踊りは、集落の保存会のメンズ達によって毎年奉納されます。 奴踊りは、現在は郷土教育の一環として財部の中谷小学校児童によって継承されています。 奴踊りは、島津藩が戦勝祝いとして始められたのが発祥とされ、 刀・棒踊りは、島津藩が農民達に棒術やなぎなた,鎌などの手を教えて, 戦時に備えていたことが始まりという説が多いようです。 この踊りは、旧島津藩領である、薩摩、大隅、宮崎の領域に分布している模様。 これから少しずつ、各集落の踊りを調べていく予定です。 曽於市のweb情報 http://www.sookai.net/blog/2011/04/post-71.html 曽於市財部町中谷集落溝ノ口「奴踊り・棒踊り」 2012年4月8日(日) 11:00 amより 開催日は毎年4月8日に近い日曜日、後ろにずれる事が多いとのことです。 出店などはせないので、集落の人は弁当持参で来ています。溝ノ口保存会は1年おきに棒踊りと刀踊りを奉納するそうで、平成24年は「棒踊り」、来年の平成25年は「刀踊り」の予定だそうです。 ![]() 溝ノ口洞窟で奉納する溝ノ口踊り保存会のメンバーのみなさん 鳥居にかかっているしめ縄は、当日に向けて1週間前に集落の人たちで新しく編んでかけ直したもので、保存会の堤さん曰く「ちっと長げかった」 洞穴入口上部に磨崖仏あり。顔の部分が落ち、復元できずに観音像の前に置いてあります。 ![]() 中谷小学校の子ども達の奉納で、奴踊りも受け継がれています 踊りの後に小学校の新任の先生の紹介があったり、新しく結婚した人の紹介があったり等、地域に密着した行事になっているようです。 ![]() 集落の人々が集まり、賑わいを見せるお祭りの日 洞窟そのものも、どこまで続いているのか、調査はまだ終わっていないとのことで、 以前、200mまでは、鹿児島大学の調査で明らかになっているとのことです。 ![]() 洞窟前の鳥居 洞窟から流れる、きれいな水が印象的でした。 ![]() 洞窟の入り口にある観音様と落ちた磨崖仏の首 撮影:きり部長 ドキュメント映像はこちらで限定公開中 http://youtu.be/H6Zi-Bx2wPY Tweet
by osumiart
| 2012-04-08 13:41
| 踊りのある祭り traditional
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